皆さま、こんにちは。
プロジェクト事務補佐員の久志です。
今日は先週行われた公開セミナーのご報告です。
11月5日(木)に公開セミナーが行われました。
当日は10名余りの聴講者にご参加いただけました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
この日は第1回目でしたので、プロジェクトの代表者である藤田先生から公開セミナーの目的について説明がありました。
この公開セミナーでは、プロジェクトメンバー9名が3名ずつ交代で、それぞれの研究の紹介や今後やっていきたい共同研究の提案をしていく予定です。
今月から毎月第1木曜日、計3回に渡って開催いたしますので、お時間のある方、ぜひご参加ください。
さて、今日は農学部土壌学研究室の金城和俊先生の発表をご紹介いたします。
「土壌中のカルシウムについて」というテーマで発表をされました。
土壌中のカルシウムは植物が生きていくうえで大事な物質ですが、沖縄の土壌は石灰質で本州の土壌とは異なるため、農林水産部が推奨する施肥(農作物に適した量の肥料を与えること)量を基に化学肥料を与えると、カルシウムの量が多すぎて植物が育たなくなるそうです。
そのため現在は、今までの経験に基づく感で肥料を与えていますが、土壌中にあるカルシウムが植物によりどのくらい利用されるのかまだ算出が難しいため、石灰質の土壌に適した施肥量の計算方法を見つけたい、といった内容でした。
次回は教育学部尾方先生の発表を紹介いたします。
久志さん、セミナー報告ありがとうございました。
返信削除パート2、3も楽しみにしています。